スポーツドッグ外来について

近年、ドッグスポーツが非常に盛んになっておりますが、しかし、それに伴って犬のスポーツ傷害も急増しています。これはディスクやアジリティを行っている場合だけではなく、週末にドッグランや川や山で遊ばせる場合にもスポーツ傷害は起こります。犬の運動器疾患では人の場合とは異なり、自覚症状で病院へ行くことはありません。ですので、より長い間、愛犬と共にドッグスポーツを楽しむためには、飼い主がスポーツ傷害に対する正しい知識と対処法を持ち、可能な限り予防していくと同時に傷害が起こった場合には上手に付き合って行く方法を知ることが必要です。

● スポーツ障害は主に「スポーツ外傷」と「スポーツ障害」の2つに分けられます

スポーツ外傷とは急激な大きな外力によって骨や軟骨、筋肉や腱や靱帯が損傷され、骨折、脱臼、靭帯断裂などが起こることです。その場合、外力によって損傷された部位を正確に把握し、可能な限り元の状態に近く戻す事が治療の中心になります。場合によっては手術が必要になります。

スポーツ障害とはスポーツでの繰り返しの動作により徐々に骨、軟骨、筋肉や腱や靱帯が傷害を受けることです。その場合、長い時間かかって少しずつ損傷された関節や骨の異常は診断するのが難しいことが多く、専門的な治療やリハビリテーションが重要となります。

我々は、愛犬がスポーツ復帰できるためにどうすることが最善かということを念頭に入れて診療します。そのために以下ことを重要視しています。

1. 損傷の原因と部位、およびその程度

2. 愛犬の犬種と体型

3. 愛犬の年齢

4. 愛犬の競技スポーツの特異性と競技レベル

これらを総合的に考慮した上で、個々の愛犬にあった治療法、リハビリテーション・プログラム、運動復帰の時期をオーダーメイドに決定しています。スポーツドッグ外来の詳細についてはお気軽にご相談下さい。